🌙 心の天気予報
2025年12月2日(火)
干支:乙巳(きのとみ)|九星:一白水星|六曜:仏滅
月齢:11.8(満月に向かう途中の月)|月:牡牛座
二十四節気:小雪|七十二候:橘始黄(たちばなはじめてきばむ)
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☁ 心の天気
くもり空の奥で、静かに熟していく光。
結果はまだ見えていないのに、
「このままで大丈夫かな」と
不安になりやすい日。
でも一白水星らしく、
目には見えないところで運が
“水面下で動いている”タイミングです。
橘がゆっくり色づいていくように、
あなたの中の「がんばり」も、
いま静かに実りへと近づいています。
「進んでいない」のではなく、
まだ“見えていないだけ”。
そう思って、ひと呼吸おいてみてください。

🕊 奈央さんのひとこと
「ちゃんとやってきた自分に、
そろそろ『おつかれさま』を
あげてもいい日だよ。」

☕ 今日をここちよく過ごすヒント
朝:
・白湯やあたたかいお茶で、体の内側からスイッチON
・鏡に向かって、
心の中で「今日もここにいてくれてありがとう」と
自分にひとこと
昼:
・仕事や家事は「ここまでやれたらOK」と
ラインをゆるめに設定
・人の言葉を、すぐに「自分の評価」と結びつけないで
受け取る練習を
夜:
・スマホを見る前に、
照明を少し落として深呼吸を3回
・今日一日で「ありがたかったこと」を
3つだけ思い出してみる
✨ 開運ポイント
(乙巳 × 一白水星 × 橘始黄)
- 「お願い」より「お礼」を多めに口にする
→「〇〇してくれてありがとう」
「今日も無事でありがとう」など、
一日の中に「ありがとうタイム」を意識して作ると吉。 - 静かな情熱の乙巳の日。
人に話していない小さな夢や計画を、ノートに書き出すと、
来年の流れがスムーズになりやすい日。 - 一白水星の「水」のエネルギーを整えるには、
お風呂で首までしっかり温まることが開運アクション。 - 橘始黄のきいろい実にならって、
黄色やオレンジ系の小物(マグカップ、ハンカチなど)を
一つ身近に。
心に「ほっとする明るさ」が灯ります。
開運フード
- 柑橘をしぼったホットレモンやゆず茶
- とろみのあるお味噌汁やスープ
- しっかりかみしめられる根菜入りの煮物
開運グッズ
- 木のトレイやスプーンなど、自然素材の食器
- ふんわり香るシトラス系のアロマやハンドクリーム
- 文字を書きたくなるお気に入りのノートとペン
📝 ひとことメモ
予定どおりにいかない日ほど、
心の奥で「本当に大事にしたいもの」が
浮かび上がってきます。
クリスマスのきらめきに背中を押してもらいながら、
今日は、誰かと世界に向けて、そして自分自身に向けて、
「ありがとう」を一つ多く届けてみませんか。

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読むだけで運がよくなる物語
『たちばなの実が色づくころ』
小雪の風がそっと町をなでる、十二月のはじまり。
森の奥で、一本のたちばなの木が、
ひとつ、またひとつと黄色い実を灯しはじめていました。
その根元に、小さな“巳(み)”が住んでいました。
つやつやした鱗の、やさしい目をした白い巳です。
巳は、冬が近づくと決まって、
たちばなの木に話しかけます。
「ねぇ、今年もよくがんばったね。
あなたの実が色づくと、ぼくはホッとするんだ。」
たちばなの木は言葉を返しません。
でも、その枝先についた黄色い光が、
風にふるえるたび、
巳は“聞いてもらえている”と感じるのでした。

この森には、もうひとり住人がいました。
心がどこか疲れてしまった少女・紬(つむぎ)。
「どうして、わたしだけ、うまくいかないんだろう。」
そうつぶやきながら、紬は森に迷い込んできました。
胸の奥のざわざわを沈めたくて、
誰にも会いたくなくて、
けれど、ひとりでいるのもつらくて。
そんな紬の前に、白い巳がすうっと姿を見せました。

「わっ……! ヘビ……?」
巳はゆっくり首を傾げ、
くりりとした目で紬を見上げます。
「ねぇ、あなた、泣きそうな顔してる。」
「……泣かないよ。」
「泣いていいのに。」
巳の声は、雪の前触れみたいに静かで、
心の奥をあたためる不思議な響きをしていました。
巳は紬を、たちばなの木の下に案内しました。
「ほら、見て。」
枝先の実が、
ぽうっと灯りのように淡く光っています。
黄色というより、心の奥の“やさしい部分”と
同じ色をしていました。

「きれい……。でも、どうして光ってるの?」
「それはね、“がんばった時間”を、
実がゆっくり思い出してるからだよ。」
「……思い出す?」
「うん。思いどおりじゃなかった日も、
誰にも気づかれなかった努力も、
ちゃんと全部、ここに溜まってる。」
紬は胸がぎゅっと熱くなりました。
今年一年、自分が抱えてきたものが
ぜんぶ重なっていくようで。
「わたし……進めてなかったと思ってた。」
「進んでたよ。ゆっくり、見えないところでね。」
巳はするりと紬の足元をくぐり、
まるで寄り添うように身体を丸めました。
「ねぇ、紬。
人はね、結果が見えないと
不安になるでしょう?」
「……なるよ。当たり前だよ。」
「でもね、たちばなの実は、
すぐには色づかないんだ。
数えきれないくらい、
『変化のない日』をくり返して、
やっと光りだすんだよ。」
紬は、枝先の黄色い光を見上げました。
ずっと変わらないと思っていた
自分の一年が、はじめて、違った姿に見えました。
「……わたしの一年も、光ってる?」
巳は、
くるんと尾を揺らして笑ったように見えました。
「もちろん。ただ、あなたが
まだ“気づいていないだけ”。
から今日、それを見に来られたんだ。」

森を出るころ、雪がちらりと空に舞いました。
帰り道、紬の胸の中に、
たちばなの実と同じ色の“あたたかい何か”が
ともっていました。
それは派手な光じゃなかったけれど、
歩くたびに、そっと心を照らす灯り。
巳が最後に言った言葉が、
紬の耳にやさしく残ります。
「焦らなくていい。あなたの実りは、
ちゃんと“間に合う季節”にやってくるから。」
紬はそっと空を見上げました。
「……ありがとう。」
そのひとことが、夜の森に小さく、
でも確かに広がっていきました。

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