📖 心がほどける物語、続きは本の中で静かに綴っています。

▶ 奈央さんの物語を読む

📖 心がほどける物語、続きは本の中で静かに綴っています。

▶ 奈央さんの物語を読む
本のご紹介

ありがたさをほんの少し思い出すだけで、今日の空はきっとやさしく見えるはず

SHARE

心の天気予報🌤2025年11月15日(土)

〜七五三の祈りと「七つまでは神の内」に込められた深い意味〜

今日は「七五三」。
7歳・5歳・3歳の子どもの成長を祝う大切な日です。

昔の人は「七つまでは神の内」と言いました。

乳幼児の生存率が低かった時代、
子どもは“神様から預かった尊い存在”とされ、
七歳までは神の領域に近いと考えられていました。

無事に成長してくれますように——
その願いは、今の私たちにも続いています。

あなたが今日ここにいるのも、
誰かがあなたの「無事」を祈ってくれたからこそ。

その祈りの連鎖を想うと、
胸が静かにあたたまりますね。

子どもの頃のあなたを守ってくれた願いに、
今日だけふと想いを寄せてみませんか。

◆ 今日の暦

● 干支：戊子（つちのえね）
● 九星：九紫火星
● 六曜：仏滅
● 十方暮：11/20まで
● 七十二候：立冬 次候「地始凍（ちはじめてこおる）」
　大地が凍りはじめる（11/12〜11/16）
● 月齢：24.6

夜明け前に美しい細い月を見ることができる時期です。

◆ 旬のメッセージ

この期間に力の強い「旬のもの」は、
運氣と調和する“開運アイテム”になります。

🌿 植物

ほうれん草（冬薬）
　花言葉：健康・活力

茶の花
　花言葉：追憶・謙遜

🐟 魚

毛蟹（げがに／怪我に通じるため厄除け）


🎎 行事

七五三：子どもの無事と成長を祝う

十六団子：田の神様を送り出す日

◆ 戊子 × 九紫火星 の開運行動

🔥 今日のテーマ

「過去の感謝に光を当てる日」

戊の大地が、九紫火星の“光”を受けて輝く日。
感謝の言葉が、今後の運氣の基盤を築きます。

◎ 開運アクション

お世話になった人に感謝メッセージをひとつ送る

夜に小さな灯り（キャンドル・スタンドライト）を灯す

子どもの頃の写真を見る（心の浄化）

整理整頓で大地（戊）を整える

◎ 開運フード

ほうれん草のおひたし・味噌汁

みりんや黒糖を使った“甘い照り”の料理
（九紫火星＝光・照り・甘味と相性◎）

◎ 開運カラー

紅色・ワインレッド（九紫火星の光）

ミルクホワイト（子どもの純粋さを象徴）

◆ 今日の開運まとめ

❶ 七五三の祈りに心を寄せることが、運氣の“温もり”を引き寄せる
❷ 戊子×九紫火星は「感謝が光になる日」
❸ 旬のもの（ほうれん草・茶の花）で身体を整える
❹ 小さな灯りをともすと、迷いが晴れやすい
❺ 十方暮中なので“無理な動き”は控え、受容と静けさを大切に

最後に

静かに灯される祈りの日に、
あなたはどんな想いを胸に過ごしますか？

願われ、守られ、育てられた命の軌跡。

そのありがたさをほんの少し思い出すだけで、
今日の空はきっとやさしく見えるはずです。

『ちいさな祈りと子（ねずみ）の赤い灯（あかり）』

むかしむかし、山と川のあいだにある小さな町に、
子（ねずみ）のコノハという、ちいさな旅人が住んでいました。

コノハは、とても小さな身体なのに、
胸の奥には、ふわりとあたたかい
「赤い灯（あかり）」を持っていました。

それは、昔、
お母さん子が言った言葉が光になったものです。

「だいじょうぶ。あなたは神さまに守られた子。
　いつもどこかに、あなたを祈る人がいるのよ。」

その言葉は、コノハの中でずっと灯りになり、
暗い夜道でもコノハを照らしてくれていました。

11月の冷えた朝。
町は七五三のお祝いでにぎやかでした。

晴れ着を着た子どもたちが笑い、
家族が優しい眼差しで見つめています。

けれどコノハは、その笑顔を見ながら、
胸が少しツンとしました。

「ぼくは、誰かに祈られているのかな……？」

自分のあかりがとても小さく思えたのです。

九紫火星の日に映える”光の強い人たち”を見て、
自分の灯りだけが弱いように感じたのでした。

コノハは公園の大きな楠の木の下に行き、
そこでひとり座り込みました。

すると上の枝から、ふわりと何かが降りてきました。

それは、見えない世界からやってきた
“子どもの守り神のフクロウ” でした。

フクロウは、まあるい目でコノハを見つめ、
やさしく言いました。

「泣きたいのかい、コノハ？」

コノハは、小さくうなずきました。

「……ぼく、
だれにも祈られてなんていない気がして……
　あの赤い灯も、もう消えちゃいそうで……」

フクロウは、木の上から静かに言いました。

「コノハ。”七つまでは神の内”といってね、
　世の子は皆、たくさんの祈りに守られて育つんだよ。
　君もそう。
　そしてね、祈りはね、
　”祈られた人の中で、灯になって残る”んだよ。」

「灯……？」

「うん。ほら、君のお腹に、
　まだ赤い光が残っているだろう？」

コノハは自分のお腹にそっと触れました。

たしかに、そこにはかすかだけれど、
あたたかい、小さな光がありました。

フクロウは続けます。

「祈りは、風に揺られて消えたりしない。
　一度あなたの中に入ったら、
　ずっと”灯”として生き続ける。
　たとえ小さく見えても、
　それはあなたを導くために
　生きている光なんだよ。」

コノハは静かに涙をこぼしました。

「……ぼく、ひとりじゃないんだね。」

「ひとりなものか。君はずっと守られてきたし、
　これからも守られていく。
　そしてね、”祈られた子は、
　誰かを祈れる子になる”んだよ。」

その言葉を聞いて、
コノハの灯りがふわりと大きくなりました。

まるで今日の星のように、深い赤色を帯びて。

その夜、コノハは小さな祈りをひとつしました。

「どうか、
　今日出会った子どもたちが
　元気に育ちますように。」

その瞬間、コノハの胸の赤い灯はぱっと夜空を照らし、
九紫火星の”光の運氣”と重なり、とても大きな光になりました。

フクロウは嬉しそうに笑いました。

「ほらね。祈りは巡る。
　誰かに祈られた灯（あかり）は、　
　今度は君が誰かの灯りになるんだよ。」

コノハはその翌朝から、
町中のどこかでそっと
人を照らす”ちいさな灯”になりました。

子どもが笑うとき、
大人がふっと心を軽くしたいとき、
誰かが誰かを想うとき——

その優しい瞬間に、
コノハの灯は小さく瞬いているのでした。

ブログの紹介です

nagomitanosimu　　ココナラのブログですhttps://coconala.com/blogs/2568710

「心がほどける音」　アメブロのブログですhttps://ameblo.jp/reolions1219/

Waraku noteのブログですhttps://note.com/waraku335

「心がほどける音」本のご紹介ですhttps://x.gd/2IDen

日刊メルマガ登録フォームhttps://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=747929

（運気アップする情報を毎朝無料でお届けします）

和楽　nagomi-tanosimu和楽グッズの販売ですhttps://suzuri.jp/nagomi-tanosimu

和楽開運アクセサリーの販売ですhttps://waraku358.base.shop/

写真展https://creator.pixta.jp/@prof392647/photos







コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です

前の記事

あなたの足あとには、見えないけれど、やさしい火が灯っている

次の記事

遅さは弱さじゃない。ゆっくり進む日は、心が強くなる日