📖 心がほどける物語、続きは本の中で静かに綴っています。

▶ 奈央さんの物語を読む

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本のご紹介

ゆっくり育つものほど、あとで大きな喜びになります

🌙 心の天気予報
  2025年12月8日(月)

干支:辛亥(かのと・い)|六曜:仏滅|九星:四緑木星
月齢:17.8(満月を越えて静まる月)|二十四節気:大雪(たいせつ)
七十二候:閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)|一粒万倍日

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心の天気

冬の入口で、静けさが深まる一日。
浮かんでは消える不安も、
ゆっくり雪のように
落ち着きを取り戻していきます。

「閉塞成冬」の日は、
外の空気が閉じていくぶん、
内側の声が聞こえやすい日。

焦らなくても大丈夫。
今日は “整えること” が、大きな前進になります。


🕊 奈央さんのひとこと

「がんばりすぎた心に、そっと毛布をかけてあげて。
 立ち止まる日は、わたしを大切にするチャンス。」


今日をここちよく過ごすヒント

〔朝〕

白湯を一口。体の奥から静かにスイッチが入る時間。

〔昼〕

コミュニケーションは “ひと言多く優しく”。
四緑木星らしく、丁寧な言葉が巡りを整えます。

〔夜〕

カーテンのすき間の月明かりをひと呼吸だけ眺めてみて。
心がふっと温まる瞬間が訪れそう。


開運ポイント
 (四緑木星 × 辛亥)

  • 柔らかい言葉づかいが福を運ぶ
  • 「ありがとう」と口にすると心が軽くなる日
  • 香りのあるハンドクリームが守りに
  • 銀色・白色のアイテムが吉
  • 少し高い位置から景色を見ると気づきが生まれる

◎ 開運フード

・はちみつ入りホットミルク
・白味噌のお味噌汁
・冬野菜のポトフ


◎ 開運グッズ

・鈴のチャーム
・銀製アクセサリー
・香りのミスト(柑橘 or ホワイトティー)



ひとことメモ

予定どおりに進まない日ほど、
心の奥で “次の季節の準備” が静かに始まっています。
ゆっくり育つものほど、あとで大きな喜びになります。

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その日の暦をもとに作られた
読むだけで運がよくなる物語

『しし座の月と、
 森を守るいのししの子』

深い森に、ちいさないのししの子が住んでいました。
名前は イノ。

丸い体に似合わず、とても繊細で、
すぐに心がしゅんと曇ってしまう子です。

ある冬のはじまりの日、森はいつもより静かでした。

空気がぴんと張りつめ、
音が吸いこまれていくような 閉塞成冬 の季節。

イノは、この静けさが少し苦手でした。

みんなの声が聞こえなくなると、
「ぼく、ひとりになっちゃうのかな」
そんな不安が胸の奥にしのび込んでくるのです。

その日も、イノは森の小道でうつむいていました。

すると、ふわりと白い光が落ちてきました。
見上げると、夜空には 満ちきってから
静まる“しし座の月”。

その月の下に、長い白いマントを羽織った
女性が立っていました。

「こんばんは、イノくん。」 やさしい声でした。
森のすき間に、灯りがともるような響き。


「どうして、そんなにしょんぼりしているの?」
イノは、胸の奥にしまっていた気持ちを、
そっと打ち明けました。

「冬になると、声が聞こえなくなるんだ。
 誰もぼくを呼ばない気がして…。」

女性は微笑んで、イノの背をぽん、
と軽く押しました。

「ねえ、聞いてみてごらん。」
「……聞く?」
「そう。呼んでくれない世界を怖がるより、
 “今ここにある静けさが、
 何を教えてくれるか” を聞いてみるの。」

イノは耳を澄ませました。
最初は何も聞こえません。

でも、しばらくすると、かすかな音がしました。

雪の結晶が枝にふれる、
ちいさな“ちり…”という音。

月明かりが地面に落ちる、
やわらかな“ふう…”という気配。

そして、もっと深く耳を澄ますと──
自分の胸の奥から、どくん、と温かい音がしました。

「これ……ぼく?」 女性はうなずきました。

「そう。冬は、外の世界が静かになるぶん、
 自分の本当の声がいちばんよく聞こえる季節なの。」
イノの目が丸くなりました。

「ぼく、ひとりじゃなかったんだ……」
「ひとりでいる“ように見えるだけ”。
 心の中では、ちゃんとつながっているの。」

女性がそう言って微笑むと、イノの胸の曇りが、
ふわっと溶けていきました。

その夜、
イノは初めて冬の静けさをこわがらずに歩きました。

月明かりの下で聞こえてくる、
自分の心の音をたしかめながら。

森の仲間に会えなくても、
誰かの声が聞こえなくても、
その奥にはちゃんと、
あたたかい “つながり” が眠っている。

それを知っただけで、
世界が少しやさしく見えました。

そしてイノは気づいたのです。
「静けさは、ぼくをひとりにするためじゃなくて、
 本当のぼくに出会わせてくれるためにあるんだ」

その日から、イノは冬が少し好きになりました。

月の光はやさしく森を照らし、
しし座の月の下を歩くちいさないのししの子は、
前よりもずっと堂々として見えたのでした。

ブログの紹介です

ココナラ『青春心理物語』のブログですhttps://coconala.com/blogs/2568710

アメブロ『ユングタロット心理物語』のブログですhttps://ameblo.jp/reolions1219/

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