📖 心がほどける物語、続きは本の中で静かに綴っています。

▶ 奈央さんの物語を読む

📖 心がほどける物語、続きは本の中で静かに綴っています。

▶ 奈央さんの物語を読む
本のご紹介

止まっているように見える時間ほど、実は未来へ向かう力が水面下で育っている

🌙 心の天気予報
2025年12月11日(木)

干支:甲寅(きのえとら)|六曜:先勝|九星:一白水星
月齢:20.8(満月を過ぎた静かな光)
二十四節気:大雪|七十二候:閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)

以下のリンクから友だち登録していただくと、
その日の暦をもとに作られた
聴くだけで運がよくなる曲を無料で毎日受け取れます。
https://lin.ee/nPbWuUe

心の天気

冬の雲が、空をそっと閉ざす日。
季節は「閉ざされる」ように見えて、
ほんとうは内側で静かに準備が進む頃。

今日は、表面に見える動きは少なくても、
心の奥で“もうすぐ変わる”気配が
静かに芽を伸ばしている日です。

止まっているように見える時間ほど、
実は未来へ向かう力が水面下で育っていきます。

深呼吸して、ゆっくりで大丈夫。
焦らずに、今日は「心の余白」を大切に。


🕊 奈央さんのひとこと

「冬の入り口ってね、
 ただ寒いだけじゃなくて、
 心が新しくなる“静かな助走”なんだよ。
 いまのあなた、
 ちゃんと次の季節に向かってる。
 見えなくても、ほんとうに。」


今日をここちよく過ごすヒント
 (甲寅 × 一白水星)

手を温めながら白湯を一口。
冷えた心に小さな灯りがともるような感覚を。

午後

人の反応に敏感になりやすい日。
ひと呼吸置いて、「受け止めすぎない」が鍵。

窓の外の静けさを味方にして、
今日の自分に“おつかれさま”をそっと。


開運ポイント
  (甲寅 × 一白水星)

  • ひとつ丁寧に仕上げる姿勢が運を呼ぶ日
  • 優しいメール・短いひとことのメッセージが吉
  • 青系・水にゆかりのあるアイテムが流れを整えてくれる
  • 深呼吸しながら、胸の奥に残る “余白” を感じるとむしろ安定する

開運フード

・白味噌のお味噌汁
・れんこん料理(心の詰まりをすっと通す意味)


開運グッズ

・小さな水晶
・静かな音色の鈴、または金属チャーム



🌑 こよみのひとことメモ
  (陽遁切替前)

冬至を前にして、
エネルギーは「静の極み」へ向かう途中。
12月21日からは“陽の半年”が始まり、
運気は昇る流れへ。

今日はその直前、
マイナスからプラスへ切り替わる
“境目の準備日”。

焦らず、急がず、
冬の静けさに寄り添うように
過ごしてみてください。

*2026年あなた専用の運がよくなるアドバイスシートを販売中です。
  📩 【お試し版】こよみすと®アドバイスシート
    👉 https://koyomist.mtta.jp/nagomi-tanosimu-tryas/
  📜【本版】こよみすと®アドバイスシート
    👉 https://koyomist.mtta.jp/nagomi-tanosimu-as/

日刊メルマガ登録フォーム
運気アップする情報を毎朝無料でお届けします
https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=747929

その日の暦をもとに作られた
読むだけで運がよくなる物語

🐯 「冬の雲と、やさしい寅の話」

冬の入口にある小さな村に、
“ミコト”という心のやわらかい女の子が住んでいました。

その年の冬は、いつもより少しだけ早くやってきて、
空は大きな灰色の雲に包まれていました。

家々の窓も心なしか寒そうで、
人々の足取りも、夏よりゆっくりになっていました。

ミコトも同じで、
最近どういうわけか、胸の奥がなかなか晴れません。
「なんだか、止まってるみたい」と、ため息がこぼれる日々。

ある朝。
雲の切れ間から、ちらりと光が落ちてきたその時──
ミコトの前に、やさしい瞳をした大きな寅が現れました。

「そんな顔をして、どうしたんだい?」
寅は、まるで心の中を知っているように話しかけてきました。

「何も進んでない気がして…
 頑張っても、変わっていない気がするの。」

ミコトの言葉を聞くと、寅は静かに笑いました。

「冬は、そう見えるんだよ。
 木々だって、土の下でじっと根を伸ばしている時期だ。
 誰の目にも見えないところでな。」

ミコトは目をぱちぱちと瞬かせます。

寅は続けました。

「君の心も同じだよ。
 変わっていないようで、ほんとうは静かに、
 次の季節へ向けて力をためている途中なんだ。
 “止まっているように見える時間”は、
 “深く育つ時間”でもあるんだよ。」

その声は、冬の空気よりもあたたかく、
ミコトの胸の奥にすっとしみ込んでいきました。

「でも…わたし、何をしたらいいの?」

寅は、柔らかな尻尾でミコトの足元をそっと撫でました。

「無理に動かなくていい。
 今日は、ひとつだけ心をあたためることをするんだ。
 白湯を飲むでも、窓の外の静けさを眺めるでも、
 自分に ○(まる)をつけるでもいい。」

「○をつける…?」

「そう。何かを“できた日”じゃなくても、
 今日の君を“よくやってるよ”って、
 そっと認めてあげるんだ。
 その優しさが、次の光を迎える準備になるんだよ。」

ミコトは胸の奥がじんわり温かくなるのを感じました。

そして、ふと気づきました。

冬の雲の向こうで、
光はちゃんと待っていたことに。
自分の中でも、何かが静かに育っていたことに。

「ありがとう、寅さん。わたし、今日に○をつけてみる。」

寅はうれしそうにうなずきました。

「それでいい。
 もうすぐ季節は、静けさから光へ向かう。
 君の心も、同じ流れの中にあるんだ。」

そう言うと寅は、雲の切れ間へ向かって歩き出し、
やわらかな光に溶けるように消えていきました。

その日の夕暮れ、
ミコトの胸には、不思議なぬくもりが残っていました。
空はまだ灰色なのに、どこか少しだけ明るく見えました。

「止まって見える時間も、育っている時間」
ミコトはそっとつぶやき、自分に小さく○をつけました。

明日へ向かう力は、もう動き始めていました。

ブログの紹介です

ココナラ『青春心理物語』のブログですhttps://coconala.com/blogs/2568710

アメブロ『ユングタロット心理物語』のブログですhttps://ameblo.jp/reolions1219/

note『心理カウンセラー奈央さん物語』のブログですhttps://note.com/waraku335

楽天ブログ『心がほどける音楽』のブログですhttps://plaza.rakuten.co.jp/kokorogahodokeru/

「心がほどける音」本のご紹介ですhttps://x.gd/2IDen


和楽 nagomi-tanosimu和楽グッズの販売です
https://suzuri.jp/nagomi-tanosimu

写真展https://creator.pixta.jp/@prof392647/photos








コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です