🌙 心の天気予報
2025年12月10日(水)
干支:癸丑(みずのとうし)|六曜:赤口|九星:二黒土星
月齢:19.8(満月を越えた光)|二十四節気:大雪
七十二候:閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)|納めの金毘羅
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☁ 心の天気
空は一度ぴたりと閉ざされ、
冬そのものが静かに降りてくる。
けれどその奥で、
“今年ここまでやってきたあなたの軌道”が
そっと光りはじめています。
今日は「無理に進める日」ではなく、
「自分の航路を整える日」。
金毘羅さんのご縁日にふさわしく、
心の中の“航海日誌”を
ひとつ整理することで運氣が整う日です。
小さな不安も、
誰にも言えなかった焦りも、
いったん下ろしていい。
“ここまで無事に進んできた自分”を
静かにねぎらうことで、
明日の追い風が変わっていきます。

🕊 奈央さんのひとこと
「あのときのわたしが頑張ってくれたから、
今日のわたしはここにいるんだよね。
…そう思えたら、それだけで十分だよ。」

☕ 今日をここちよく過ごすヒント
朝| 白湯で、体と心をやさしく“航海モード”へ
昼| 焦って動くより、一つひとつを整えるほうが吉
夜| 静けさに包まれた空を見上げて、
心をあたためる時間を

✨ 開運ポイント
(癸丑 × 二黒土星 × 納め金毘羅)
- 丁寧な所作や言葉が福を呼び込む日
一つずつ整えるほど、運氣がふっくら満ちる。 - 黄色(特に金毘羅の“幸福の黄色”)が財とご縁を強化
小物・手帳・財布・アクセサリーに一つ取り入れて。 - 感謝を言葉にすると、道がひらける
今日の「ありがとう」は、来年の福を連れてくる。

🍀 開運フード
・さつまいも、かぼちゃなどの“ほっこり甘いもの”
・黄色い果物(バナナ・柚子)
→ 内側の“土”を整え、安心感を育ててくれる食べ物。
✨ 開運グッズ
・黄色のお守り、鈴、金色のアクセサリー
・航海にまつわるチャーム(アンカー・船・星モチーフ)
📝 ひとことメモ
締めくくりの節目の日は、
“焦って進むより、整えるほうが運は動く”。
今日の一息が、
来年の追い風を連れてきます。

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その日の暦をもとに作られた
読むだけで運がよくなる物語
『冬の入り口で、
ゆきうしと出会った日』

大雪が降りはじめる少し前。
空が雲にすっぽりとふたをし、
世界がしんと静けさに包まれた日のことです。
森のはずれに、小さな村がありました。
その村に、
“心配事を抱えこみやすい少女・澪(みお)”が
住んでいました。
澪はいつも誰かのために動いて、
自分の気持ちは後まわし。
「今年も結局、ちゃんとできなかったな…」
そんなふうに肩を落とし、
年の終わりが近づく空を眺めていました。

その日、
澪はふと山道へ続く細い道を歩きました。
冷えた空気が指先にしみるのに、
なぜか胸の奥はぽつんと温かい。
理由はわかりませんでした。
しばらく歩くと、
白い息のむこうに、
真っ白な動物が立っているのが見えました。
——それは、“ゆきうし”でした。
雪のように白く、
やさしい金色の目をした、不思議な丑。
寒さの中でも、
ふわりと灯りをまとったように見えます。

「どうして泣いているの?」
ゆきうしが、言葉を持たないはずなのに、
澪の胸の奥に直接、声を届けました。
「泣いてない…よ?」
と答えた澪の頬には、
知らないあいだに涙が伝っていました。
「泣いていいんだよ。
この季節は“閉ざされた空”に見えても、
心はちゃんと育ってるから。」
ゆきうしは澪のそばにそっと座りました。
その背中は大きくてあたたかく、
寄りかかると、
雪の冷たさがすうっと消えていきました。

「わたし、
今年もあまり成長できなかった気がして…」
澪は小さな声でつぶやきました。
ゆきうしは、
ぽふん、
と軽く尻尾で雪を払いながら言います。
「ねえ、澪。
種って、土の中で見えないところで一番がんばるんだよ。
“土の丑の日”はね、
だれにも見えない努力に光が宿る日なんだ。」
「見えないところに…光?」
「うん。
あなたが誰のために優しくしたか。
どうやって今日もここまで歩いてきたか。
その全部が、次の季節の力になるんだよ。」

澪は胸の奥がふっと軽くなるのを感じました。
自分では気づけなかった小さな努力や、
誰かのために流した涙。
それらが“育つ準備”をしていたなんて、
思いもしなかったのです。
「ありがとう、ゆきうし。
わたし、
もう少しだけ、自分を信じてみるね。」
ゆきうしはゆっくりと立ちあがり、
金毘羅山のほうへ歩きだしました。
「澪、来年の航海は、きっとうまくいく。
今日、あなたが自分の心を見つけたから。」
そう伝えると、
ゆきうしは
雪の光にふわりと溶けていきました。
空はまだ閉ざされた冬のままだけれど、
澪の心にはひとつだけ、
あたたかな灯りがともっていました。
その灯りは、
これから始まる新しい季節を照らす、
ちいさな“航路灯”のように
静かに、やさしく輝いていました。

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