📖 心がほどける物語、続きは本の中で静かに綴っています。

▶ 奈央さんの物語を読む

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本のご紹介

神さまも、未来も、急かすものじゃない。           ちゃんと来るまで、静かに待てばいい

🌙 心の天気予報
   2025年12月13日(土)

干支:丙辰(ひのえ・たつ)
六曜:先負
九星:八白土星
月齢:22.8(下弦を越え、静かに内省へ向かう月)
暦の節目:正月事始め/大雪 次候「熊蟄穴」

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心の天気
深い森に、静けさが降りてくる日。
外は動いているように見えても、
心の奥では
「一度、立ち止まろう」という声が響いています。

今日は、無理に答えを出さなくて大丈夫。
これからの先行きを照らす“灯り”は、
慌ただしい思考の中ではなく、
静かに腰を落ち着けた場所で、そっと見えてきます。


🕊 奈央さんのひとこと
「急がなくていい日も、ちゃんと意味があるの。
 今日は、心の中に薪をくべるみたいにね。」


今日をここちよく過ごすヒント
・朝は、掃除や片づけを“未来の自分への準備”と思って
・昼は、結果よりも「ここまで来た自分」をねぎらう
・夜は、照明を少し落として、静かな音や香りを楽しんで


開運ポイント(八白土星 × 丙辰)
・「整える」ことが運気の土台になります
・古いものを一つ手放すと、新しい流れが入りやすい
・木や紙、天然素材に触れる時間が心を安定させます

開運フード
根菜類、炊き込みごはん、温かい味噌汁


開運グッズ
木製の小物、松をモチーフにしたアイテム、アロマ(松・檜系)



📝 ひとことメモ
  正月事始めは、
  「未来を変えよう」と頑張る日ではなく、
  未来を迎える準備を、やさしく始める日。

  熊が穴にこもるように、今日は心も少し内側へ。
  その静けさの中で、
  来年のあなたを照らす灯りが、きっと育っています。

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その日の暦をもとに作られた
読むだけで運がよくなる物語

『辰が眠る谷と、ひかり待ちの約束』

むかしむかし――
山と山のあいだに、風の音がやさしく溜まる谷がありました。
人々はそこを「ひかり待ちの谷」と呼んでいました。

その谷には、
年に一度、冬がいちばん深まるころにだけ姿を現す
**辰(たつ)**が住んでいると言われていました。

けれどその辰は、
雲を裂いて空を飛ぶような、恐ろしい存在ではありません。

大きな体を丸め、松の木の根元で、
静かに未来を見つめる辰でした。

ある年の、
正月事始めの朝。

谷に住む少女・ユイは、
これから先のことを考えすぎて、
少しだけ心が重くなっていました。

「ちゃんと進めているのかな」
「来年は、うまくいくのかな」

そんな気持ちを抱えたまま、
ユイは森の奥へ足を運びます。

すると――
雪の下から顔を出した松の木のそばで、
青くやわらかな光が、ゆっくり瞬いていました。

そこにいたのが、辰でした。

辰は、ユイを見ると、
驚くほどやさしい声で言いました。

「心配ごとを抱えたまま、ここまで来たんだね」

ユイはうなずきました。
辰は、しっぽで地面をなぞるようにしながら、
静かに続けます。

「松はね、先のことを照らすために立っているんじゃない。
 待つために立っているんだよ」

「待つ……?」

「そう。神さまも、未来も、急かすものじゃない。
 ちゃんと来るまで、静かに待てばいい」

辰は、松の枝から一本の落ち葉をすくい上げ、
ユイの手のひらに乗せました。

「今日は、何かを始める日じゃなくていい。
 始まる準備をする日なんだ」

「片づけたり、温かいものを食べたり、
『ここまでよく来たね』って、
 自分に言ってあげれば、それでいい」

ユイの胸の奥が、
少しずつ、ほどけていきました。

辰は、もう一度、空を見上げて言いました。

「熊が穴にこもるように、今日は、心も内側へ」

「でも安心して。冬のあいだ、ちゃんと火は消えない」

そう言って、
辰は松の木の影に溶けるように姿を消しました。

家に帰る道すがら、ユイは気づきました。

さっきまで重かった未来が、
小さな灯りに変わっていることに。

「急がなくていい」
「待っていても、ちゃんと進んでいる」

その夜、ユイは静かに眠りにつきました。

辰はきっと、今もどこかで、来年の光を見守っています。

焦らない人のそばで。
待つことを知った心のそばで。

――そして、その辰は、
あなたのすぐ近くにもいるのかもしれません。

ブログの紹介です

ココナラ『青春心理物語』のブログですhttps://coconala.com/blogs/2568710

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