🌙 心の天気予報
2025年12月9日(火)
干支:壬子(みずのえ・ね)|六曜:大安|九星:三碧木星
月齢:18.8(満月をこえた光)|二十四節気:大雪(たいせつ)
七十二候:閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)
吉日:一粒万倍日|凶日:不成就日
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☁ 心の天気
静けさの奥に、ひそやかな“始まりの気配”。
年の瀬へ向かうエネルギーが強まり、
心のなかで
「終わらせたいこと」と
「始めたいこと」が
そっと並びはじめる一日。
気持ちが揺れやすいのは、
“本音”が目を覚ましている証。
ゆっくりでいい。
今は、冬を抱きしめながら次の季節を待てば大丈夫。

🕊 奈央さんのひとこと
「こたえが出なくても、きみはちゃんと進んでる。
今日のわたしに、小さな “よくやった” を渡してあげて。」

☕ 今日をここちよく過ごすヒント
朝: 白湯でからだを温めて、心の芯に火を灯すように
午後: 早めに深呼吸。
言葉の受け取り方に波が立ちやすい日
夜: カーテンのすき間から夜空を見上げて。
光がひそかに背中を押してくれる時間

✨ 開運ポイント
(壬子 × 三碧木星)
● 直感が研ぎ澄まされる日。
ふと浮かんだアイデアをメモして吉
● 「ありがとう」と口にするたび、
心の雪解けが進む
● 音の力が運を動かす日
鈴、ガラス音、
透明感のあるサウンドが吉兆を呼ぶ

🍀 開運フード
・柚子の香りのするもの(柚子茶・柚子サラダなど)
・白い食材(豆腐、白味噌、白身魚)——浄化と切り替えの気を補う
🍀 開運グッズ
・ガラス or 金属の小物(音が鳴るものは特に◎)
・静けさの象徴としての「白いハンカチ」
📝 ひとことメモ
予定が思いどおりに動かない日は、
宇宙がそっと「ペースを戻していいよ」と
肩を叩いてくれている日。
あせらないほうが、実は運が開きやすい。

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その日の暦をもとに作られた
読むだけで運がよくなる物語
『夜のはしっこで、
ちいさな光が泣いていた』
大雪のころ。
森の夜は、空気まで音をなくしたように静かでした。
その静けさのなかを、
ちいさなねずみの子・リオは、ひとりで歩いていました。
満月の名残りの光が、雪をほのかに青く染めています。

リオは迷子でした。
……ほんとうは、道がわからなくなったのではありません。
胸のなかが、どこに向かえばいいのかわからなくなっていたのです。
家ではお母さんに頼られ、
兄弟たちには「しっかり者のリオ」と呼ばれていました。
でも今日は、なぜだか自分がとても小さく感じて、
がんばる気持ちがふっと消えてしまったのです。
「ちゃんとしなくちゃって思うほど……つらくなるんだ」
そうつぶやいたとき、
雪の上のどこかで、かすかに“しゃらん”と音がしました。
音のほうへ近づくと、 古い木の根元に、小さな鈴が落ちていました。
誰かが落として、ずっとここにいたような、懐かしい銀の鈴。

リオが手に取ると、不思議な声がしました。
「泣いているのは、だれ?」
リオは驚いて振り返りました。
そこにいたのは、小さな白い火のような光。
ふわりと浮かびながら、やさしいまなざしでリオを見つめていました。

「ぼく……泣いてたの?」
「うん。心が疲れたときの涙は、
音はしないけれど、ちゃんと世界に届くんだよ」
光は、雪の上にすとんと腰をおろすようにして続けました。
「きみは頑張りすぎてしまう子でしょう。
だれかのために動くことはすてきだけれど、
自分のために立ち止まることも、ひとと同じくらい大切なんだよ」
リオは胸の奥がじんとあたたかくなりました。
「でも……立ち止まったら、置いていかれる気がするんだ」
「置いていかれないよ。きみが止まれば、心もいっしょに止まって、
また歩き出すときに、そっと背中を押してくれる」
光はちいさな鈴を指し示しました。
「これを鳴らしてごらん。
“いまのきみ”に ◯(まる) をあげる音がするから」
リオが震える指で鈴をならすと、
しゃらん、と冬の夜に溶けるような澄んだ響きが流れました。
その音を聞いた瞬間、 リオの胸の奥で、
ずっと縮こまっていた何かがほどけていくのを感じました。

「……いい音」 「それは、きみが自分を許した音だよ」
光はそう言うと、ゆっくり薄くなっていきました。
「帰り道は、光が案内するよ。
きょうの涙も、きみの旅の一部だからね」
リオの足元に、月の光がすっと細い道をつくりました。
その道を歩きながら、リオはほんの少しだけ笑いました。
「明日は、もう少しあたたかい気持ちになれそうだ」
その声に応えるように、
リオの手のひらの鈴が、そっともう一度鳴りました。
しゃらん。
それは、
「そのままで、いいんだよ」 と
冬の夜がささやいたような音でした。

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